私は住まい手のスタイルを考えることが庭づくりだと信じております。
どうしても、庭は建物の後付けですが、住まい手を表現した建物や住まい手の日常に、
そっと緑・樹木・草花を添えていきたいと思っております。
緑がある日常を通じて住まい手にも心の豊かさ・余裕を感じて欲しいからです。
そしてそれは住まい手の記憶にも残ると思います。
クライアントから頼まれたことを全てそのまま作ることは出来ないかもしれません。
それは、私が携わってきた庭や人から頂いた確かな経験や知識だと信じているからです。
その中でより良い選択・デザインをご提案させて頂きたいと思っております。
完成したら終わりではなく、庭のエイジングに伴い、
メンテナンス・手入れとしても携わっていきたいとも思っております。